macOS High Sierra でブルーライトを軽減する 3 つの方法
macOS High Sierra でブルーライトを軽減する 3 つの方法をそれぞれ紹介させていただきたいと思います.
ディスプレイから発せられるブルーライトは目の疲れや睡眠と関係があるみたいですので, Mac を日常的に使われていて目が疲れている方や, 最近よく眠れないという方は食べ物や休養に加えてブルーライト自体を抑えてみるというのもいいと思います.
またそのような症状が出ていない方も予防の為におすすめです.
それぞれの方法はアプリなどをインストールする必要がありませんのでご安心ください.
それでは macOS High Sierra でブルーライトを下げる方法を紹介させていただきます.
1 つ目の方法は単純にディスプレイの輝度を下げる方法です.
単純すぎるが故に意外と見落としてしまいがちな方法だと思います.
輝度を下げるとダイレクトにブルーライトを軽減してくれますので, 目が疲れるという方は輝度が眩しすぎないか確認してみてください.
デフォルトだと輝度は周りの明るさに応じて自動的に調節されるようになってますので, 暗くしたのに勝手に明るくなってしまうという方, もしくはその反対の方は以下の手順で Off にできますので試してみてください.
ディスプレイの輝度の自動調節を Off にする
System Preference を開き Displays をクリック
Display タブをクリックし Automatically adjust brightness (自動的に輝度を調節する) のチェックを外す
以上の手順でディスプレイの輝度の自動調節を Off にできます.
残りの 2 つの方法はそれぞれ Display Calibrator Assistant (ディスプレイキャリブレータアシスタント) と Night Shift (ナイトシフト) と呼ばれるものを使った方法です.
それぞれディスプレイの色温度を下げることができますので, 色温度を下げることによって相対的にブルーライトの量も軽減できます.
Display Calibrator Assistant を使用した場合
System Preference を開いて Displays をクリック
Color タブをクリックして Calibrate… をクリック
Continue をクリック
色温度を設定し Continue をクリック
僕は D50 (5,000K) に設定しています
Continue をクリック
名前を入力して Continue をクリック (僕はそのままの Color LCD Calibrated です)
Done をクリック
完了
Night Shift を使用した場合
System Preference を開いて Displays をクリック
Night Shift タブをクリック
Night Shift はいくつかの設定ができますので, 今回は主な設定を紹介させていただきたいと思います.
日の入りから日の出にかけて徐々に色温度を暖かくする場合
- Schedule (スケジュール) を Sunset to Sunrise (日の入りから日の出) に設定する
- Turn On Until Sunrise (日の出まで) のチェックを外す
- Code Temperature (色温度) をお好みに設定する
特定の時間を指定してその指定した時間の中で徐々に色温度を暖かくする場合
- Schedule (スケジュール) を Custom (カスタム) に設定する
- From (開始時刻) と To (終了時刻) を設定する
- Turn On Until Sunrise (日の出まで) のチェックを外す
- Code Temperature (色温度) をお好みに設定する
まとめ
いかがでしたでしょうか.
色温度を永続的に固定したい場合は Display Calibrator Assistant を使用する.
日の入りから日の出にかけて徐々に色温度を低くしたい場合は Night Shift を使用する, という風に使い分けることができるかと思います.
注意点としましては Display Calibrator Assistant で色温度を低く設定して (D50など), さらに Night Shift を使用すると Night Shift が働く時間帯にさらに色温度が低くなるということになります.
色温度を一定に保ちたい場合は Display Calibrator Assistant のみを設定して, Night Shift の Shcedule を Off にするというのがいいと思います.
僕は長時間ディスプレイを見続けるので目が疲れやすいです.
なので Display Calibrator Assistant で色温度を D50 にして Night Shift の Schedule は Off にしています.
Display Calibrator Assistant の本来の使い方と違う使い方なのかもしれないですが, 常にブルーライトを低減させる方法として僕は使っています.
Mac を使われている方で最近目が疲れている方や夜よく眠れないという方は一度ディスプレイの輝度や色温度を下げて発せられるブルーライトの量を下げてみるといいかもしれません.
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